第25回日本テレワーク学会研究発表大会のご案内
~The Future of Work beyond Telework-仕事の未来形:テレワークを超えて-~
第25回日本テレワーク学会研究発表大会実行委員会
実行委員長 加納郁也(兵庫県立大学)
新型コロナウィルス感染症対策の基本的対処方針が令和5年5月8日に廃止され、新型コロナウィルス感染症の世界的拡大から3年余りの期間を経て、ようやく行動制限のない社会生活や仕事生活が戻ってきました。この間、在宅勤務を中心としたテレワークは急速に普及し、社会において一定の定着をみています。こうした実態は、もはやテレワークが特別な働き方あるいは新しい働き方ではなくなったことを示しており、本学会におけるこれまでのさまざまな研究発表やディスカッションにおける議論が実現してきているといえます。
その一方で、新たな課題が顕在化してきました。すなわち、仕事と組織との関係、仕事と個人や家族の生活との関係等について、さらにいえば、仕事と個人の人生との関係をどうとらえるべきかを再考しなければならないということです。その関係性に対して、働く場所と時間を自律的に選択できるテレワークという働き方が、どのように貢献しうるのか、テレワークで何ができるのかではなく、与件としてのテレワークに基づいて、仕事と個人の生活の変革がどのように進むのかを考えなければならなくなってきました。
そこで、今回の研究発表大会では、兵庫県淡路島における株式会社パソナの取り組みについて、同社取締役副社長の山本絹子様よりご講演いただき、これを知ることで、未来の生活像の創造を見据えた議論の端緒となることを期待しています。
ご発表内容は大会テーマに即したものでもその他のテレワークに関する研究成果でも結構です。
皆さんのご参加をお待ちしております。
【開催日程】
2023年9月30日(土)~10月1日(日)
※プログラムは決定次第、お知らせします。
【開催会場】
淡路市立しづかホール http://shizukahall.com/access
※詳細が決まり次第、お知らせします。